隠れ毒親育ちでも大丈夫

自己肯定感低めだった私が日々思うことを綴っています。

ブログタイトル変更しました。

ここ数年、メディア等でも「毒親」という言葉を耳にするようになりましたね。

一般的に、子供に酷い仕打ちをする母(又は父)を想像すると思います。

私も、親のことを嫌だな、と思ったことはありますが、

毒親とまではいかないかな~と認識していました。

 

でも、人間関係でも他人に合わせ過ぎてしまったり、ハッキリ嫌だと言うことが

苦手だったり、なんだか生きづらいな・・・と感じていました。

恋愛においても、付き合ってから相手にうまく気持ちを伝えられなかったり、

どんどん自分らしさを無くしてしまった気がします。

それでも人付き合いは良い方で、友達も多いけれど、強めなタイプの人に弱い、

というのが自分でも気にしていました。

私の意思が弱いからかな、と自分責めもしたりして。

だから親の影響だとは、これっぽっちも思っていなくて、

変わらない自分に苛立っていた気がします。

 

数年前、友人と母親の話をしていた時、もしかしたら自分の親も毒親なのかもしれない

・・・と思うようになりました。

試しに友人も読んだと言う、毒親に関する本を読んでみました。

明らかに、強烈な毒親と呼ばれるタイプのことも書かれていましたが、

一見、いい母親に思われるような人も実は、子供にトラウマを植え付けていたり、

その結果、子供は自分を愛せなかったり自信が持てなくなったりすることもあるとか。

子供時代を思い返してみると、満たされなかった思いが溢れてきました。

これだったのか・・・と腑に落ちたのを覚えています。

 

だからと言って、全部親のせいにしようとは思いません。

でも、それだけ子育てっていうのは、後々まで影響していく大切なことなんだな、

と実感しています。

特に、母と子の関係が重要だと思います(ぶっちゃけ父は、どんな父でもいいかも)

こう育てたから、いい子に育つ、とか一概には言えないけれど、

少なくとも、子供の気持ちに寄り添うことは出来るはず。

私は子供がいないので偉そうなことは言えませんが、

今や共働きは当たり前の時代で、産休育休後にフルタイムで働いているお母さんも

多いことでしょう。

子育てにお金がかかる、ご主人のお給料だけでは生活できない、

家にいるだけでは飽きるので仕事をしていたい、色々事情はあるかと思います。

子供に習い事をさせたり、いい教育を受けさせてたい、そういう気持ちもわかります。

保育園に預けても、子供は育つと思います。

ただ、大人になった時に生きづらさを感じることがないように、思いっきり自分の人生

を切り開いていけるように、子供の柔らかい時期に心を育てることって何より大切な

ことではないか、と思うのです。

仕事で疲れて帰った後、子供の微妙な表情の変化などに気付きにくいかもしれません。

何があっても、あなたは大丈夫、そう親が子供に安心感を与えることで、

その子の人生は変わっていくのではないでしょうか。

私のように、なかなか自分に自信が持てない大人にならないように。

 

女性の働き方は、これからの時代は変わる気がしています。

周りに流されず、何が自分や家族にとって大切なのか気付く女性が増えていけば、

幸せな子供も増え、夫もさらに働く意欲が湧き、

家庭円満に繋がることでしょう。

 

隠れ毒親育ちだった私は、今まで遠回りしてきましたが、

沢山悩んできたことも無駄ではなかったかな、と思えるようになりました。

でも、「自分は無価値」という思いがムクムクと出てくることが、たまにあります。

そんな時は、弱い自分も認めてあげて、何か楽しみを見付けるようにしています。

 

今、何かに悩んでいる人も、きっと大丈夫。

私が大丈夫だったから。どんなことでも解決策は必ずあります。